私の青春
最近、音楽を聴く事を怠けていました。
うちは、だんなさんがDJなので、怠けていても、
音楽は流れている環境だったりします。
しかし、そんな風にして
音楽に対して受け身になってばかりいると、
ちょっと呼吸困難に陥ったりする事があります。
そういえば最近、音楽を聴いてこころをぎゅぅーん!と持って行かれる、みたいな現象が起きていなかったのです。
で、ふと思い出して
昔大好きだったタイバンドの曲を検索してみたら、
みつかった!
一気に心を持っていかれてしまって、
それから何回も何回も聴いている。
胸がぎゅうっとなる。
(PVも好きだったのです。)
この、ぎゅうっとなる感じは、どこから来るのでしょう?
タイが好きで好きで仕方なかった頃。
私はタイの女の子になりたくて、
バンコクに行くと、髪をさらさらにして、
ネイルをして、スパに行って、
そしてタイの女の子が履くようなミュールを履き、
バックも服装も上から下まで、
タイの女の子みたいになっていました。
帰国しても家の中のものは、ほとんどタイから持ち帰ってくるもの。
キッチン用品から、身に付けるもの、服、靴、バッグ、指輪などのアクセサリー、そしてスキンケア用品、バスグッズ、歯磨き粉にいたるまで!
行くと1カ月、暮らすように滞在しました。
タイ人家族と食を共にしました。
お父さんが良く
マリコ〜、ギンカオギンカオ!(ごはんだぞー!)
と遠くから呼んでいた事を思いだします。
結婚式にも何回か親族として出た事もあります。
小舟に、たばこ、酒、タイスイーツをのせて、
遠くからやってきている漁船を売り歩いた事もありました。
タイには、ほんとにたくさんの思い出があります。
あんなに愛した国は他にありません。
全てを受け入れて、 そのうえで愛した国です。
この曲を、いまヘッドフォンで聴きながら書いていると、ほんとに走馬灯のように色々なシーンや、いろんな出会いと別れが蘇ります。
私の青春。
AB normal.
今日はそんなおはなしでした。
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